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弦楽四重奏曲第3番 (シューベルト) : ウィキペディア日本語版 | 弦楽四重奏曲第3番 (シューベルト)[げんがくよんじゅうそうきょくだい3ばん]
弦楽四重奏曲第3番 変ロ長調 D36は、フランツ・シューベルトが作曲した3番目の弦楽四重奏曲である。 ==概要== 作曲の動機は不明だが、1812年の11月19日から作曲を開始し、翌年の1813年の2月21日に完成された。第3番では、前作の第1番と第2番の2曲と比べて大幅な進展を見せており、シューベルトがハイドンの弦楽四重奏曲とベートーヴェンの交響曲を研究した成果があらわれている。特に第1楽章ではハイドンの弦楽四重奏曲第76番『5度』を手本にしている。しかし、ハイドンの作品に限定しなくとも、ハイドン的な書法がシューベルトの作品に散見されるのは事実である。 シューベルトはこの弦楽四重奏曲第3番を各楽章間の調性を統一的なものにしているものの、古典派の作品のようにメヌエットを主調に置くことをせず、第2楽章を主調にしている。また第1楽章と第3楽章では、冒頭の主題に同一のリズムを置いている。
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